“函館”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はこだて97.1%
こちら2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一時間ほどして船が再び棧橋(さんばし)に着いた時、函館(はこだて)の町はしらじらとした暮靄(ぼあい)の中に包まれてゐたが、それは夕(ゆふ)べの港の活躍の時であつた。
処女作の思い出 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
あの恐ろしい函館(はこだて)の大火や近くは北陸地方の水害の記憶がまだなまなましいうちに、さらに九月二十一日の近畿(きんき)地方大風水害が突発して
天災と国防 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「札幌から鳥渡商用で函館(こちら)へ參つたんですが、丁度今日は日曜で一日隙が出來ましたし、トラピストといふ人達も識りたいと思ひまして……」と、彼は私をぢつとみつめながら、詞(ことば)を途切つて
修道院の秋 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)