“棧橋”のいろいろな読み方と例文
新字:桟橋
読み方割合
さんばし60.0%
かけはし35.0%
ざんばし5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一時間ほどして船が再び棧橋(さんばし)に着いた時、函館(はこだて)の町はしらじらとした暮靄(ぼあい)の中に包まれてゐたが、それは夕(ゆふ)べの港の活躍の時であつた。
処女作の思い出 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
さはいへ、棧橋(かけはし)の名の甚だ高きに惑(まどは)されて、その實の甚だ名に添はざりしを覺えしは、われに取りて實に少なからざる遺憾なるをいかにかせん。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)
茶屋(ちやゝ)が棧橋(ざんばし)とんと沙汰(さた)して、廻(まわ)り遠(どほ)や此處(こゝ)からあげまする、誂(あつら)へ物(もの)の仕事(しごと)やさんと此(この)あたりには言(い)ふぞかし、一體(たい)の風俗(ふうぞく)よそと變(かは)りて女子(おなご)の後帶(うしろおび)きちんとせし人(ひと)少(すく)なく、がらを好(この)みて巾廣(はゞひろ)の卷帶(まきおび)
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)