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棧
ふりがな文庫
“棧”のいろいろな読み方と例文
新字:
桟
読み方
割合
さん
94.9%
かけはし
3.4%
さる
1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さん
(逆引き)
「父は掃除がやかましくて、障子の
棧
(
さん
)
や、
長押
(
なげし
)
の上を一々指で撫でて見る人でした。現に昨日もその欄間をよく
掃除
(
さうぢ
)
させたばかりで」
銭形平次捕物控:175 子守唄
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
棧(さん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かけはし
(逆引き)
棧
(
かけはし
)
の
亭
(
ちん
)
で、
遙
(
はるか
)
にポン/\とお
掌
(
て
)
が
鳴
(
な
)
る。へーい、と
母家
(
おもや
)
から
女中
(
ぢよちう
)
が
行
(
ゆ
)
くと、……
誰
(
たれ
)
も
居
(
ゐ
)
ない。
池
(
いけ
)
の
梅
(
うめ
)
の
小座敷
(
こざしき
)
で、トーンと
灰吹
(
はひふき
)
を
敲
(
たゝ
)
く
音
(
おと
)
がする、
娘
(
むすめ
)
が
行
(
ゆ
)
くと、……
影
(
かげ
)
も
見
(
み
)
えない。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
棧(かけはし)の例文をもっと
(2作品)
見る
さる
(逆引き)
「窓の戸が少し開いて居りました。格子が無いので、不用心だからと、
棧
(
さる
)
をおろした上に、
心張
(
しんばり
)
まであるのですが、それが、見えなくなつて居ります」
銭形平次捕物控:273 金の番
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
棧(さる)の例文をもっと
(1作品)
見る
棧
部首:⽊
12画
“棧”を含む語句
棧敷
棧橋
唐棧
棧道
棧留
棧敷席
黒棧腰高
蔦葛木曾棧
糧棧
立棧
横棧
棧径
棧俵法師
棧俵
星棧
小棧
唐棧格子
唐棧揃
“棧”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
下村湖人
野村胡堂
大阪圭吉
小栗虫太郎
林不忘
泉鏡太郎
柳田国男
佐々木味津三
夏目漱石