“棧俵法師”の読み方と例文
新字:桟俵法師
読み方割合
さんだらぼふし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それも、埃だらけになつてゐる、古い空樽の中に突つ込んで、棧俵法師さんだらぼふしふたをしてあつたさうで」
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
おびたゞしいガラクタ、それを掻きわけて、棚の上から取りおろしたのは、タガのゆるんだ二斗樽が一つ、その上に蓋をした棧俵法師さんだらぼふしを取ると、下には女袷が一枚、滅茶々々に切り破られたのが
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)