“影法師”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かげぼうし76.6%
かげぼふし12.8%
かげばふし4.3%
かけぼうし2.1%
かけぼふし2.1%
かげばうし2.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“影法師”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)15.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
花ならば海棠かいどうかと思わるる幹をに、よそよそしくも月の光りを忍んで朦朧もうろうたる影法師かげぼうしがいた。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
自分たちの墨絵すみえ影法師かげぼうしが、へいからぬけ出して踊りはねるというんですから、待ちきれませんでした。
影法師 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
階子はしごしたからあがつてるらしく、海豚いるかをどるやうな影法師かげぼふしきつねで。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
月のくまの中から、長い/\影法師かげぼふしいて現れたのは、錢形平次の子分、ガラツ八の八五郎の忠實な姿でした。
まへまあさきへおいでよとあといて、地上ちじやうなが影法師かげばふし心細こゝろぼそげにんで
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
あゝ風情ふぜいとも、甘味おいしさうとも——その乗出のりだして、銀杏返ゐてふがへし影法師かげばふし一寸ちよつとしづまつたのをばうとした。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
御用聞の錢形の平次は、子分のガラツ八こと八五郎を相手に、秋の陽ざしの淡い縁側、軒の糸瓜へちまの、怪奇な影法師かけぼふしが搖れる下で、縁臺碁えんだいごを打つて居りました。
……たびに、銀杏返いてふがへしくろあたまが、縦横たてよこはげしくれて、まんまるかほのふら/\とせはしくまはるのが、おほき影法師かげばうしつて、障子しやうじうつる……
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)