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縦横
ふりがな文庫
“縦横”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たてよこ
47.6%
じゅうおう
39.7%
じゆうわう
6.3%
じうわう
4.8%
じうおう
1.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たてよこ
(逆引き)
この寺の墓地と六間堀の裏河岸との間に、
平家建
(
ひらやだて
)
の長屋が秩序なく建てられていて、でこぼこした歩きにくい路地が
縦横
(
たてよこ
)
に通じていた。
深川の散歩
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
縦横(たてよこ)の例文をもっと
(30作品)
見る
じゅうおう
(逆引き)
なぜなら
机
(
つくえ
)
の
四
(
よ
)
つ
角
(
かど
)
は、
小刀
(
こがたな
)
かなにかで、
不格好
(
ぶかっこう
)
に
削
(
けず
)
り
落
(
お
)
とされて
円
(
まる
)
くされ、そして、
面
(
かお
)
には、
縦横
(
じゅうおう
)
に
傷
(
きず
)
がついていたのであります。
春さきの古物店
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
縦横(じゅうおう)の例文をもっと
(25作品)
見る
じゆうわう
(逆引き)
赤彦君の顔面は今は純黄色に変じ、顔面に
縦横
(
じゆうわう
)
無数の
皺
(
しわ
)
が出来、
頬
(
ほほ
)
がこけ、
面長
(
おもなが
)
くて、
一瞥
(
いちべつ
)
沈痛の極度を示してゐた。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
縦横(じゆうわう)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
じうわう
(逆引き)
蛇
(
くちなは
)
も
閃
(
きらめ
)
きぬ、
蜥蜴
(
とかげ
)
も見えぬ、其他の
湿虫
(
しつちう
)
群
(
ぐん
)
をなして、
縦横
(
じうわう
)
交馳
(
かうち
)
し奔走せる
状
(
さま
)
、
一眼
(
ひとめ
)
見るだに胸悪きに、手足を
縛
(
ばく
)
され衣服を
剥
(
は
)
がれ若き
婦人
(
をんな
)
の
肥肉
(
ふとりじし
)
を
酒塩
(
さかしほ
)
に味付けられて
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
縦横(じうわう)の例文をもっと
(3作品)
見る
じうおう
(逆引き)
すさまじい勢でぼやけた大氣の中を
縦横
(
じうおう
)
に
渦巻
(
うづま
)
いてゐるのがハツキリ眼に映ツて來る。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
縦横(じうおう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“縦横”の意味
《名詞》
縦 横(じゅうおう 希・古:しょうおう)
縦と横。
南北と東西。
四方八方。
自由自在。
戦国時代の古代中国における南北・東西の国家連合。
(出典:Wiktionary)
縦
常用漢字
小6
部首:⽷
16画
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
“縦横”の関連語
横
縦
竪
“縦横”で始まる語句
縦横無尽
縦横無碍
縦横十文字
縦横上下
縦横無礙
縦横町条
縦横自在
検索の候補
縦横無尽
縦横無碍
縦横十文字
刺客縦横
奇略縦横
才智縦横
才略縦横
機略縦横
糊塗縦横
縦横上下
“縦横”のふりがなが多い著者
三島霜川
下村千秋
内村鑑三
与謝野寛
牧野富太郎
泉鏡花
泉鏡太郎
吉川英治
北原白秋
海野十三