“縦横町条”の読み方と例文
読み方割合
たてよこまちすじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山賊の構えたいわおとりで火見ひのみ階子はしごと云ってもいい、縦横町条たてよこまちすじごとの屋根、辻の柳、遠近おちこちの森に隠顕しても、十町三方、城下を往来の人々が目をそばだつれば皆見える、見たその容子ようす
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)