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遠近
ふりがな文庫
“遠近”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おちこち
50.0%
をちこち
35.2%
えんきん
6.5%
あちこち
4.6%
ゑんきん
3.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おちこち
(逆引き)
遠近
(
おちこち
)
では
鶏
(
とり
)
が勇ましく啼いた。市郎は
衾
(
よぎ
)
を蹴って跳ね起きた。家内の者共は作夜の激しい疲労に打たれて、一人もまだ起きていない。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
遠近(おちこち)の例文をもっと
(50作品+)
見る
をちこち
(逆引き)
名ある山々をも眼の前脚の下に見るほどの山に在りて、夏の日の夕など、風少しある時、谿に望みて
遠近
(
をちこち
)
の雲の
往来
(
ゆきき
)
を観る、いと興あり。
雲のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
遠近(をちこち)の例文をもっと
(38作品)
見る
えんきん
(逆引き)
最初
(
さいしょ
)
彼女
(
かのじょ
)
に
起
(
おこ
)
った
現象
(
げんしょう
)
は
主
(
しゅ
)
として
霊視
(
れいし
)
で、それは
殆
(
ほと
)
んど
申分
(
もうしぶん
)
なきまでに
的確
(
てきかく
)
明瞭
(
めいりょう
)
、よく
顕幽
(
けんゆう
)
を
突破
(
とっぱ
)
し、
又
(
また
)
遠近
(
えんきん
)
を
突破
(
とっぱ
)
しました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
遠近(えんきん)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
あちこち
(逆引き)
鶏の鳴きかわす声が
遠近
(
あちこち
)
の霧の中に聞える。坂を越して野辺山が原まで出てまいりますと、霧の群は
行先
(
ゆくて
)
に集って、足元も
仄暗
(
ほのぐら
)
い。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
遠近(あちこち)の例文をもっと
(5作品)
見る
ゑんきん
(逆引き)
こゝに
信州
(
しんしう
)
の
六文錢
(
ろくもんせん
)
は
世々
(
よゝ
)
英勇
(
えいゆう
)
の
家
(
いへ
)
なること
人
(
ひと
)
の
能
(
よ
)
く
識
(
し
)
る
處
(
ところ
)
なり。はじめ
武田家
(
たけだけ
)
に
旗下
(
きか
)
として
武名
(
ぶめい
)
遠近
(
ゑんきん
)
に
轟
(
とゞろ
)
きしが、
勝頼
(
かつより
)
滅亡
(
めつばう
)
の
後
(
のち
)
年
(
とし
)
を
經
(
へ
)
て
徳川氏
(
とくがはし
)
に
歸順
(
きじゆん
)
しつ。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
遠近(ゑんきん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“遠近”の意味
《名詞》
遠 近(えんきん、おちこち)
遠いことと近いこと。
(出典:Wiktionary)
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
“遠近”で始まる語句
遠近図
遠近法
検索の候補
遠近図
遠近法
遠方近方
遠藤盛近
遠藤左近将監茂遠
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