“旗下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はたもと68.3%
きか26.7%
はたおろ1.7%
はたした1.7%
みかた1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新一が狐を殺したことは非常な評判になって、それがため新一は駿河台にあった大きな旗下はたもと邸の小供のお伽に抱えられたのであった。
狐の手帳 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
木村芥舟先生は旧幕府きゅうばくふ旗下きかの士にして摂津守せっつのかみと称し時の軍艦奉行ぐんかんぶぎょうたり。すなわち我開国かいこくの後、徳川政府にてあらた編製へんせいしたる海軍の長官ちょうかんなり。
佐賀県の綾部八幡あやべはちまんというおやしろには、もとは六月十五日、今は七月のおなじ日に、旗上はたあ旗下はたおろしという神事がある。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
貞盛は良兼には死なれ、孤影蕭然こえいせうぜん、たゞ叔母婿をばむこの維幾を頼みにして、将門の眼を忍び、常陸の彼方此方かなたこなたき月日を送つて居た。良兼が死んでは、下総一国は全く将門の旗下はたしたになつた。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
御嶽の山砦さんさいに立ち帰りなば人質に引かれて伊那の一族、冠者の旗下みかたとなるは必定ひつじょう、それに冠者もまた伊那家も、木曽に対しては深讐あり、二党揃って押し寄せなば、木曽の没落は眼前にありと
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)