トップ
>
『狐の手帳』
ふりがな文庫
『
狐の手帳
(
きつねのてちょう
)
』
幕末の比であった。本郷の枳殻寺の傍に新三郎と云う男が住んでいたが、その新三郎は旅商人でいつも上州あたりへ織物の買い出しに往って、それを東京近在の小さな呉服屋へ卸していた。それは某年の秋のこと、新三郎の家では例によって新三郎が旅に出かけて往っ …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約27分(500文字/分)
朗読目安時間
約45分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
包
(
くるま
)
微
(
うす
)
何処
(
どっ
)
心地
(
きもち
)
挙動
(
ようす
)
容
(
ふう
)
喫
(
た
)
母
(
っか
)
何人
(
たれ
)
己
(
じぶん
)
彼方
(
あっち
)
彼
(
あ
)
小女
(
こむすめ
)
挙動
(
そぶり
)
腹這
(
はらんば
)
喫
(
く
)
咳
(
しわぶき
)
菜
(
かず
)
僕
(
げなん
)
比
(
ごろ
)
前
(
さき
)
朋友
(
ともだち
)
平生
(
いつも
)
煩
(
うるさ
)
尖
(
さき
)
比
(
ころ
)
父
(
とっ
)
痴
(
ばか
)
注
(
つ
)
気勢
(
けはい
)
鬼魅
(
きみ
)
標
(
しるし
)
流槽
(
ながし
)
潜
(
くぐ
)
灯
(
ひ
)
疋
(
ぴき
)
皆
(
みんな
)
簷下
(
のきした
)
腹這
(
はらば
)
莞
(
にっ
)
被
(
かぶ
)
足端
(
あしさき
)
験
(
ため
)
主翁
(
ていしゅ
)
媽
(
かみ
)
仮睡
(
うたたね
)
何
(
ど
)
便所
(
はばかり
)
吃驚
(
びっくり
)
周囲
(
まわり
)
嘶
(
いなな
)
四方
(
あたり
)
四辺
(
あたり
)
壮
(
わか
)
姝
(
きれい
)
姨
(
おば
)
某日
(
あるひ
)
室
(
へや
)
常事
(
ただごと
)
庖厨
(
かって
)
庭前
(
にわさき
)
彼奴
(
あいつ
)
微暗
(
うすぐら
)
忙
(
せわ
)
旗下
(
はたもと
)
昨夜
(
ゆうべ
)
某年
(
あるとし
)