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簷下
ふりがな文庫
“簷下”の読み方と例文
読み方
割合
のきした
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のきした
(逆引き)
それらの使者がいずれも深い
笠
(
かさ
)
をかぶり、帯刀も捨て、自縛して官軍本営の
簷下
(
のきした
)
に立たせられた姿は実にかわいそうであったとか。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
大異はそのまま
簷下
(
のきした
)
へ出て月の下を透して見た。そこにも夜叉の姿が見えなかった。夜叉はやはり寺が怖いので逃げたものだろうと思った。
太虚司法伝
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
彼は少し離れた
簷下
(
のきした
)
に身を
躱
(
かく
)
してようやく落ち著きを得たが、この落ち著きの中にたちまちひそひそとささやく声が聞えた。
白光
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
簷下(のきした)の例文をもっと
(17作品)
見る
簷
漢検1級
部首:⽵
19画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“簷”で始まる語句
簷
簷端
簷外
簷瓦
簷先
簷口
簷角
簷頭
簷馬
簷曝雑記
“簷下”のふりがなが多い著者
魯迅
葛西善蔵
田中貢太郎
島崎藤村
森鴎外
岡本かの子