“躱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かわ72.5%
かく12.7%
かは6.9%
4.9%
2.0%
かぼ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さっとしざま、相手が逆に下から払いあげた、踏込んだ方は危く半身を反らして避けたが、剣は手を放れて彼方のへ飛んでいた。
おもかげ抄 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
追えば追うほど兎種々に走りれて犬ために身れ心乱れて少しも主命を用いず、故に狩猟の途上兎を見れば中途からる事多しと
さう云つた夫人の顔は、に緊張した。が、夫人は自分で、それに気が付くと、直ぐ身をすやうに、以前の無関心な態度に帰らうとした。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
幹太郎は川岸のほうへ大きく跳び、二度、三度と突っかけて来る安の匕首をわしながら、さっと相手のきき腕を取ると、足搦みをかけて投げとばした。
花も刀も (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
又人々の我を遇すること極めて冷なるが爲めに、身を室隅にけたるとき、心にはむかしサンタがもろ手さし伸べて、我を棄てゝ去らんよりは寧ろ我を殺せと叫びしことをおもひぬ。
としみじみいって、うた身体へずらしながら、その一ペエジを差覗いて
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)