トップ
>
簷端
ふりがな文庫
“簷端”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のきば
80.0%
のきは
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のきば
(逆引き)
街には宗徒
簇
(
むらが
)
りて、肩と肩と相摩するさま、むかし紅海を渡りけん時も忍ばる。
簷端
(
のきば
)
には古衣、雨傘その外骨董どもを、懸けも
陳
(
なら
)
べもしたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
しばしありて、今まで
木影
(
こかげ
)
に隠れたる苫屋の
燈
(
ともしび
)
見えたり。近寄りて、「ハンスルが家はここなりや、」とおとなへば、傾きし
簷端
(
のきば
)
の小窓
開
(
あ
)
きて、白髪の
老女
(
おうな
)
、舟をさしのぞきつ。
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
簷端(のきば)の例文をもっと
(4作品)
見る
のきは
(逆引き)
まことは藤井屋なり。主人驚きて
簷端
(
のきは
)
傾きたる家の一間払いて居らす。家のつくり、中庭を
囲
(
かこ
)
みて四方に低き楼あり。中庭より直に楼に上るべき
梯
(
はしご
)
かけたるなど西洋の
裏屋
(
うらや
)
の如し。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
簷端(のきは)の例文をもっと
(1作品)
見る
簷
漢検1級
部首:⽵
19画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“簷”で始まる語句
簷
簷下
簷外
簷瓦
簷先
簷口
簷角
簷頭
簷馬
簷曝雑記
“簷端”のふりがなが多い著者
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
徳田秋声
森鴎外
田中貢太郎