“簷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のき91.7%
ひさし6.3%
エン2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老朽おいくちてジグザグになつた板廂いたびさしからは雨水がしどろに流れ落ちる、見るとのきの端に生えて居る瓦葦しのぶぐさが雨にたゝかれて、あやまつた
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ひさしにちかい庭の若楓が青く影をうつしている廊下を前にして、障子をあけ放した一室から正造の大きな声がもれてきた。
渡良瀬川 (新字新仮名) / 大鹿卓(著)
エンの蝸廬を賃し
閉戸閑詠 (新字旧仮名) / 河上肇(著)