トップ
>
板廂
ふりがな文庫
“板廂”の読み方と例文
読み方
割合
いたびさし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いたびさし
(逆引き)
老朽
(
おいく
)
ちてジグザグになつた
板廂
(
いたびさし
)
からは雨水がしどろに流れ落ちる、見ると
簷
(
のき
)
の端に生えて居る
瓦葦
(
しのぶぐさ
)
が雨にたゝかれて、あやまつた
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
「ごらんの通り荒れ果てております。荒れてなかなかやさしきは不破の関屋の
板廂
(
いたびさし
)
、と申す本文には合い過ぎておりますが……」
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
廓
(
くるわ
)
の真中に植わった柳に芽が吹き出す雪解けの時分から、
黝
(
くろ
)
い
板廂
(
いたびさし
)
に
霙
(
みぞれ
)
などのびしょびしょ降る十一月のころまでを、お増はその家で過した。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
板廂(いたびさし)の例文をもっと
(12作品)
見る
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
廂
漢検1級
部首:⼴
12画
“板”で始まる語句
板
板塀
板葺
板敷
板木
板囲
板片
板子
板橋
板庇
検索の候補
板屋廂
“板廂”のふりがなが多い著者
中里介山
直木三十五
幸田露伴
吉川英治
徳田秋声
泉鏡太郎
島崎藤村
夢野久作
泉鏡花