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板葺
ふりがな文庫
“板葺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いたぶき
69.4%
いたぶ
22.2%
こけら
5.6%
そぎぶき
2.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いたぶき
(逆引き)
板葺
(
いたぶき
)
の屋根は朽ち乾いて
松毬
(
まつかさ
)
のようにはぜ、小さな玄関の柱やはめ板は雨かぜに
曝
(
さら
)
されて、洗いだしたように木目が高くあらわれていた。
日本婦道記:糸車
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
板葺(いたぶき)の例文をもっと
(25作品)
見る
いたぶ
(逆引き)
或いはまた
板葺
(
いたぶ
)
き屋根の上に、どしんと物の落ちた響がして、驚いて出てみたら、気を失ってその児が横たわっていた、という話もある。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
板葺(いたぶ)の例文をもっと
(8作品)
見る
こけら
(逆引き)
それでも彼は
猶
(
なお
)
一方の
血路
(
けつろ
)
を求めて、
唯
(
と
)
ある人家の屋根へ
攀登
(
よじのぼ
)
った。
茅葺
(
かやぶき
)
、
板葺
(
こけら
)
、
瓦葺
(
かわらぶき
)
の嫌いなく、隣から隣へと屋根を伝って、彼は
駅尽頭
(
しゅくはずれ
)
の方へ逃げて行った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
板葺(こけら)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
そぎぶき
(逆引き)
大塚の隣屋敷に広い
桑畑
(
くわばたけ
)
があって其横に
板葺
(
そぎぶき
)
の
小
(
ちいさ
)
な家がある、それに
老人
(
としより
)
夫婦と其ころ十六七になる娘が
住
(
すん
)
で居ました。以前は立派な士族で、
桑園
(
くわばたけ
)
は
則
(
すなわ
)
ち其屋敷跡だそうです。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
板葺(そぎぶき)の例文をもっと
(1作品)
見る
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
葺
漢検準1級
部首:⾋
12画
“板葺”の関連語
柿葺
杮
杮板
“板葺”で始まる語句
板葺屋根
板葺小舎
検索の候補
板葺屋根
鉛板葺
曾木板葺
板葺小舎
葺板
板屋葺
“板葺”のふりがなが多い著者
山東京山
岩本素白
浜田青陵
島崎藤村
徳冨蘆花
ワシントン・アーヴィング
小島烏水
柳田国男
国木田独歩
谷崎潤一郎