“瓦葺”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かわらぶき50.0%
かわらぶ41.7%
かはらぶ4.2%
かはらぶき4.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“瓦葺”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 動物学 > 鳥類33.3%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 社会・家庭生活の習俗13.3%
芸術・美術 > 工芸 > 工芸8.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ガラス工場などは板屋根だからよけいに草が茂っていたが、瓦葺かわらぶきの屋根にも青々とした草が黄色い花をつけていた。
茅葺かやぶき板葺こけら瓦葺かわらぶきの嫌いなく、隣から隣へと屋根を伝って、彼は駅尽頭しゅくはずれの方へ逃げて行った。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
瓦葺かわらぶきの大きな門はしまつてゐたが、丁度ちょうどその時くぐりがカタリとあいて、一人の老神父が出て来た。
ハビアン説法 (新字旧仮名) / 神西清(著)
朝夕のたつきも知らざりし山中やまなかも、年々の避暑の客に思わぬけぶりを増して、瓦葺かわらぶきのも木の葉越しにところどころ見ゆ。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)
鷹揚おうやうな好人物の主人をつたお安の實家さとが、村に唯一つの瓦葺かはらぶきの大きな家と、立派な長屋門とを殘して、財産は何時の間にかタバコの煙のやうにして了つたのに比べると
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
西の方の小山の裾に、お寺の大きな屋根を眞ん中にして、富んでゐるらしい瓦葺かはらぶきの家や藁葺きの家や白壁の光る土藏なぞが、ごちや/\と一塊りになつてゐるのは、××の部落で、其處の男女が三人五人、いだ獸皮の眞白に見えるのを、この川原に持ち出して、清らかな水にさらしてゐた。
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
ふと池の向ひの木立の蔭に淡赤うすあかい電燈の影が、月暈つきのかさのやうな円を描いて、庭木や草の上に蒼白あをじろく反映してゐるのが目についたが、それは隠居所のやうな一むね離房はなれで、瓦葺かはらぶきの高い二階建であつた。
或売笑婦の話 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)