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瓦版
ふりがな文庫
“瓦版”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かわらばん
73.7%
かはらばん
26.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かわらばん
(逆引き)
果して、その翌日、
枇杷島橋
(
びわじまばし
)
を渡って西の方へ向いて、何か
瓦版
(
かわらばん
)
ようの紙をひろげて、見入りながら歩いて行くがんりきの百蔵を見る。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
さあっ、大変じゃっ、見たか、聞いたか、たった今出た
瓦版
(
かわらばん
)
じゃ、瓦版じゃ。大和五条の
天誅組
(
てんちゅうぐみ
)
が、
下火
(
したび
)
と見えたら又しても乱が興った。
脚
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
瓦版(かわらばん)の例文をもっと
(14作品)
見る
かはらばん
(逆引き)
怨靈に殺されたなどといふ噂が立つたら、その日のうちに
瓦版
(
かはらばん
)
が飛んで、來月は怪談芝居の筋書になるでせう。
銭形平次捕物控:117 雪の夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
番頭や親類が集まつて、——こんな噂がパツと立つて、萬一呼賣の
瓦版
(
かはらばん
)
にでも
刷
(
す
)
られたら、伊丹屋の
暖簾
(
のれん
)
に
疵
(
きず
)
が付く、それよりは金で濟むことなら、十三屋へ金を
銭形平次捕物控:097 許婚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
瓦版(かはらばん)の例文をもっと
(5作品)
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“瓦版”の解説
瓦版(かわらばん)は、江戸時代の日本で普及していた、時事性・速報性の高いニュースを扱った印刷物をいう。天変地異、大火、心中などに代表される、庶民の関心事を盛んに報じた。街頭で読み上げながら売り歩いたことから、読売(讀賣)ともいう。木版摺りが一般的。
(出典:Wikipedia)
瓦
常用漢字
中学
部首:⽡
5画
版
常用漢字
小5
部首:⽚
8画
“瓦”で始まる語句
瓦斯
瓦
瓦解
瓦礫
瓦斯燈
瓦葺
瓦屋根
瓦町
瓦斯煖炉
瓦斯灯
“瓦版”のふりがなが多い著者
森田草平
三上於菟吉
中里介山
林不忘
吉川英治
柳田国男
佐々木味津三
野村胡堂
長谷川時雨