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下火
ふりがな文庫
“下火”の読み方と例文
読み方
割合
したび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したび
(逆引き)
さあっ、大変じゃっ、見たか、聞いたか、たった今出た
瓦版
(
かわらばん
)
じゃ、瓦版じゃ。大和五条の
天誅組
(
てんちゅうぐみ
)
が、
下火
(
したび
)
と見えたら又しても乱が興った。
脚
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
社長の
仏道発心
(
ぶつどうほっしん
)
は半年ばかり続いた。念仏は
稍〻
(
やや
)
下火
(
したび
)
になったけれど、数珠は絶対に離さない。この分では永久かと思われた。
人生正会員
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
害がやや
下火
(
したび
)
になるとほっとする傾きがあって、はたしてその結末までが、明らかになっているかどうかは心もとない。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
下火(したび)の例文をもっと
(13作品)
見る
“下火”の意味
《名詞》
禅宗で火葬する際、導師が棺を焼く薪に松明で火を付け、引導を渡す儀式。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕
検索の候補
下瀬火薬
“下火”のふりがなが多い著者
佐々木邦
徳田秋声
泉鏡太郎
柳田国男
吉川英治
岡本綺堂
夏目漱石
海野十三
芥川竜之介
泉鏡花