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こけら
ふりがな文庫
“こけら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
コケラ
語句
割合
鱗
30.0%
板葺
20.0%
𣏕
20.0%
杮
10.0%
柿
10.0%
柿板
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鱗
(逆引き)
町人は
煙草
(
たばこ
)
を吸いつけて、
尾籠
(
びく
)
の中をのぞきこんだ。尾籠の底には、魚の
鱗
(
こけら
)
もなかった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こけら(鱗)の例文をもっと
(3作品)
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板葺
(逆引き)
かれは娘を小声で制して、しばらくそっと窺っていると、猫は長い尾を引き摺りながら、踊るような足取りで
板葺
(
こけら
)
屋根の上をふらふらと立ってあるいた。女房はぞっとして
鶏肌
(
とりはだ
)
になった。
半七捕物帳:12 猫騒動
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
こけら(板葺)の例文をもっと
(2作品)
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𣏕
(逆引き)
○こいつは
𣏕
(
こけら
)
だ。4760
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
こけら(𣏕)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
杮
(逆引き)
都会の家はたいてい瓦葺きだが、
杮
(
こけら
)
葺きの家も多く、一歩出ると藁葺きの屋根も沢山ある。屋根が燃えやすいので、東京では大火事が度々ある。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
人々は、建物が木造で、薄い
杮
(
こけら
)
板か
萱葺
(
かやぶき
)
かの最も燃えやすい屋根があるので、火事に就ては非常に注意する。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
こけら(杮)の例文をもっと
(1作品)
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柿
(逆引き)
道を挟んで、牡丹と相向う処に、
亜鉛
(
トタン
)
と
柿
(
こけら
)
の継はぎなのが、ともに腐れ、屋根が落ち、柱の倒れた、以前掛茶屋か、
中食
(
ちゅうじき
)
であったらしい伏屋の
残骸
(
ざんがい
)
が、
蓬
(
よもぎ
)
の
裡
(
なか
)
にのめっていた。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こけら(柿)の例文をもっと
(1作品)
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柿板
(逆引き)
ななかまどと
接骨木
(
にわとこ
)
の木だけの、
長
(
たけ
)
の低い小さな庭があって、その叢みの奥に、
柿板
(
こけら
)
葺きの木造の小舎がかくれており、擦ガラス入りの小さな窓が一つ見えていた。
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
こけら(柿板)の例文をもっと
(1作品)
見る
“こけら”の意味
《名詞:木材》
こけら【杮: 『柿|かき』とは異字】
材木を細工する際に出る削り屑。
「杮板|こけらいた」の略称。
《名詞:動物》
こけら【鱗】
魚や蛇などの鱗|うろこ。別名、こけ。
《名詞:植物》
こけら【苔ら】
苔。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
いたぶ
いたぶき
そぎぶき
かき
がき
コケラ
こけらいた
いろくづ
いろこ
うろくづ