都会の家はたいてい瓦葺きだが、杮葺きの家も多く、一歩出ると藁葺きの屋根も沢山ある。屋根が燃えやすいので、東京では大火事が度々ある。
軽い杮板をシャベルで落し、骨組を引張ったり、切ったりしてバラバラにしている消防夫達で、文字通り覆われ、一方、屋の棟には若干の纒持が、ジリジリと焦げながら
“杮”の意味
《名詞》
(こけら)木材の削りくず。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“杮(杮葺)”の解説
杮葺(こけらぶき)は、屋根葺手法の一つで、木の薄板を幾重にも重ねて施工する工法である。日本に古来伝わる伝統的手法で、多くの文化財の屋根で見ることができる。世界各地で古くから類似の手法が見られ、日本独特のものではない。英語ではWood Shingle roof、Shake roof等と呼ばれる。
なお、「杮(こけら)」と「柿(かき)」とは非常に似ているが別字である。「杮(こけら)」は「こけらおとし」の「こけら」同様、木片・木屑の意味。ただし、両字の関係については議論がある(「こけら落とし」参照)。
2020年「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」がユネスコ無形文化遺産に登録され、この中に「檜皮葺・杮葺」が含まれている。
(出典:Wikipedia)
なお、「杮(こけら)」と「柿(かき)」とは非常に似ているが別字である。「杮(こけら)」は「こけらおとし」の「こけら」同様、木片・木屑の意味。ただし、両字の関係については議論がある(「こけら落とし」参照)。
2020年「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」がユネスコ無形文化遺産に登録され、この中に「檜皮葺・杮葺」が含まれている。
(出典:Wikipedia)