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のき
ふりがな文庫
“のき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
軒
57.1%
檐
24.3%
簷
16.4%
退
0.7%
廂
0.4%
担
0.4%
棟
0.4%
椽
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軒
(逆引き)
ふしぎにおもって、おとうさんがあおむいて見ると、
軒
(
のき
)
さきの高いたなの上にのせられて、たにしの子が
日向
(
ひなた
)
ぼっこしていました。
たにしの出世
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
のき(軒)の例文をもっと
(50作品+)
見る
檐
(逆引き)
一面の日当りながら、
蝶
(
ちょう
)
の
羽
(
は
)
の動くほど、山の草に薄雲が軽く
靡
(
なび
)
いて、
檐
(
のき
)
から
透
(
すか
)
すと、峰の方は暗かった、余り
暖
(
あたたか
)
さが過ぎたから。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
のき(檐)の例文をもっと
(50作品+)
見る
簷
(逆引き)
やがて黒羽町に
入込
(
いりこ
)
むと、なるほど、遊廓と背中合せに、木賃宿に毛の生えたような宿屋が一軒、
簷
(
のき
)
先には△△屋と記してある。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
のき(簷)の例文をもっと
(44作品)
見る
▼ すべて表示
退
(逆引き)
そこ
退
(
のき
)
やれ。そこ退きやれ。やい、危いわえ。(門内楽声
息
(
や
)
む。老いたる男、携へ来れる大槌を挙げて烈しく門扉をうつ。)
南蛮寺門前
(新字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
のき(退)の例文をもっと
(2作品)
見る
廂
(逆引き)
……湖のほうから吹きわたって来る風は、しばらく声のとだえた客間にしのびいり、
廂
(
のき
)
さきに
吊
(
つ
)
った風鈴を
咽
(
むせ
)
ぶように鳴らせていた。
青竹
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
のき(廂)の例文をもっと
(1作品)
見る
担
(逆引き)
婆「其の代り
無代
(
たゞ
)
で宜うがんす、口を
打欠
(
ぶっけ
)
えて
種子
(
たね
)
え投込んで、
担
(
のき
)
へ釣下げて置きましたから、銭も何も
要
(
い
)
らねえもんでごぜえますが、
思召
(
おぼしめし
)
が有るなら十六文でも廿四文でも戴きたいもんで」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
のき(担)の例文をもっと
(1作品)
見る
棟
(逆引き)
高う低う屋の
棟
(
のき
)
に響きて、可愛や寐た間も魂は、米屋の軒をめぐる松之介の夢醒めむかと危ぶまれぬ。
磯馴松
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
のき(棟)の例文をもっと
(1作品)
見る
椽
(逆引き)
十九日 ありなし雲、
椽
(
のき
)
の端にあり。
雲の日記
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
のき(椽)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ひさし
かつ
むね
ひさ
びさし
いな
かか
かた
かつい
かつぎ