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退
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のき
ふりがな文庫
“
退
(
のき
)” の例文
女兒
(
むすめ
)
が
優
(
やさ
)
しき介抱に
心
(
こゝろ
)
緩
(
ゆる
)
みし武左衞門
枕
(
まくら
)
に
着
(
つき
)
てすや/\と眠りし容子にお光は
長息
(
といき
)
夜具打掛て
密
(
そつ
)
と
退
(
のき
)
側
(
かたへ
)
に在し硯箱を出して墨を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
そこ
退
(
のき
)
やれ。そこ退きやれ。やい、危いわえ。(門内楽声
息
(
や
)
む。老いたる男、携へ来れる大槌を挙げて烈しく門扉をうつ。)
南蛮寺門前
(新字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
立ち
退
(
のき
)
候て何國の
果
(
はて
)
にても永く夫婦と相成申したくと夫のみ此世の願ひと
祈
(
いの
)
り居り※どうぞ/\
御目
(
おめ
)
もじのうへ
山々
(
やま/\
)
御もの
語
(
がた
)
り申し上ぐべく候
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
右の手に持
顯
(
あらは
)
れ出たる一人の
女
(
をんな
)
行先
(
ゆくさき
)
に
立塞
(
たちふさが
)
り
汝
(
おのれ
)
大惡
(
だいあく
)
無道
(
ぶだう
)
の吾助大恩有る主人と知りながら
兄君
(
あにぎみ
)
を
害
(
がい
)
し岡山を立
退
(
のき
)
し事定めて覺え有べし今爰に
逢
(
あひ
)
しは天の
賜
(
たま
)
もの
疾々
(
とく/\
)
勝負
(
しようぶ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
“退”を含む語句
後退
引退
退出
退去
立退
退引
飛退
退屈
退却
遠退
退校
退避
退治
進退
辞退
退潮
退院
退歩
追退
居退
...