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居退
ふりがな文庫
“居退”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゐの
50.0%
いざ
25.0%
いの
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゐの
(逆引き)
正太顔を赤くして、何だお六づらや、喜い公、何処が好い者かと釣りらんぷの下を少し
居退
(
ゐの
)
きて、
壁際
(
かべぎわ
)
の方へと
尻込
(
しりご
)
みをすれば、それでは美登利さんが好いのであらう、さう極めて御座んすの
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
居退(ゐの)の例文をもっと
(2作品)
見る
いざ
(逆引き)
少年は自分の母を見ると、長火鉢からすこし
居退
(
いざ
)
るようにして、障子に出来るだけぴったりと体を押しつけるようにしている。
三つの挿話
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
居退(いざ)の例文をもっと
(1作品)
見る
いの
(逆引き)
多津吉は思わず
居退
(
いの
)
いた。うっかりそこへ触った手を、膝へ正したほどである。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
居退(いの)の例文をもっと
(1作品)
見る
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
“居”で始まる語句
居
居候
居睡
居所
居士
居間
居室
居眠
居合
居堪
“居退”のふりがなが多い著者
樋口一葉
堀辰雄
泉鏡花