トップ
>
居退
>
ゐの
ふりがな文庫
“
居退
(
ゐの
)” の例文
正太顔を赤くして、何だお六づらや、喜い公、何処が好い者かと釣りらんぷの下を少し
居退
(
ゐの
)
きて、
壁際
(
かべぎわ
)
の方へと
尻込
(
しりご
)
みをすれば、それでは美登利さんが好いのであらう、さう極めて御座んすの
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お六さんの
眼
(
め
)
つきか、
喜
(
き
)
いさんの
清元
(
きよもと
)
か、まあ
何
(
ど
)
れをえ、と
問
(
と
)
はれて、
正太
(
しようた
)
顏
(
かほ
)
を
赤
(
あか
)
くして、
何
(
なん
)
だお六づらや、
喜
(
き
)
い
公
(
こう
)
、
何處
(
どこ
)
が
好
(
い
)
い
者
(
もの
)
かと
釣
(
つ
)
りらんぷの
下
(
した
)
を
少
(
すこ
)
し
居退
(
ゐの
)
きて、
壁際
(
かべぎは
)
の
方
(
はう
)
へと
尻込
(
しりご
)
みをすれば
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
“居”で始まる語句
居
居候
居睡
居所
居士
居間
居室
居眠
居合
居堪