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尻込
ふりがな文庫
“尻込”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しりご
88.9%
しりごみ
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しりご
(逆引き)
「いや、もう沢山、もう沢山」長造は、そのお面みたいなものを、弦三が本気で
被
(
かぶ
)
せそうな様子を見てとって、
尻込
(
しりご
)
みしたのだった。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「は!」といったものの
尻込
(
しりご
)
みをした。答えそこなって、以後注意、落第だよ。出世しまい! などといわれるのがこわかったからだ。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
尻込(しりご)の例文をもっと
(24作品)
見る
しりごみ
(逆引き)
古島老刑事はひどく
尻込
(
しりごみ
)
をする。蜂矢探偵はにやにや笑ってみている。田山課長の顔がだんだんにがにがしさを増してきた。
四次元漂流
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その
度毎
(
たんび
)
に苦い顔をされたが、何遍苦い顔をされても少しも
尻込
(
しりごみ
)
しないで口を
酸
(
す
)
くして
諄々
(
じゅんじゅん
)
と説得するに努めたのは社中の
弓削田秋江
(
ゆげたしゅうこう
)
であった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
尻込(しりごみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
尻
常用漢字
中学
部首:⼫
5画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“尻込”で始まる語句
尻込み
“尻込”のふりがなが多い著者
加藤道夫
上司小剣
フランツ・カフカ
橘外男
エドガー・アラン・ポー
海野十三
作者不詳
樋口一葉
内田魯庵
島崎藤村