トップ
>
飛退
ふりがな文庫
“飛退”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とびの
65.5%
とびすさ
12.7%
とびさが
9.1%
とびしさ
9.1%
とびす
1.8%
とびのき
1.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とびの
(逆引き)
引掻
(
ひつか
)
きさうな
権幕
(
けんまく
)
をするから、
吃驚
(
びつくり
)
して
飛退
(
とびの
)
かうとすると、
前足
(
まへあし
)
でつかまへた、
放
(
はな
)
さないから
力
(
ちから
)
を
入
(
い
)
れて
引張
(
ひつぱ
)
り
合
(
あ
)
つた
奮
(
はづ
)
みであつた。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
飛退(とびの)の例文をもっと
(36作品)
見る
とびすさ
(逆引き)
「おお、
冷
(
つめて
)
え。
老人
(
としより
)
に
冷水
(
ひやみず
)
、
堪
(
たま
)
ったもんじゃねえ。」と
呟
(
つぶや
)
きつつ、打仰ぎて一目見るより、ひええ! と
反
(
そ
)
って
飛退
(
とびすさ
)
り、下駄を脱ぎて、手に持ちはしたれども
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
飛退(とびすさ)の例文をもっと
(7作品)
見る
とびさが
(逆引き)
刃は
僅
(
わずか
)
に合いました。
切尖
(
きっさき
)
と切尖が、昆虫の触角のように触れて、ジーンと背筋を走るような電気が腕に伝わると、二人は思わず一歩ずつ
飛退
(
とびさが
)
って、必死の構えを立て直します。
奇談クラブ〔戦後版〕:04 枕の妖異
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
飛退(とびさが)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
とびしさ
(逆引き)
樹島は、ハッと、真綿に据えたまま、
蒼白
(
あお
)
くなって
飛退
(
とびしさ
)
った。そして、両手をついた。指はズキズキと身に
応
(
こた
)
えた。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
飛退(とびしさ)の例文をもっと
(5作品)
見る
とびす
(逆引き)
首領の声につれて、五六人の怪漢は、二三間
飛退
(
とびす
)
さり、懐中電灯の明りを金庫に差し向けます。
青い眼鏡
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
飛退(とびす)の例文をもっと
(1作品)
見る
とびのき
(逆引き)
十分に
遣過
(
やりすご
)
し
後
(
うしろ
)
の方より物をも云ず切掛しに三五郎も
豪氣
(
さるもの
)
なれば
飛退
(
とびのき
)
さまに拔合せ汝れ重四郎め
汝
(
なん
)
ぢや惡事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
飛退(とびのき)の例文をもっと
(1作品)
見る
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
“飛”で始まる語句
飛
飛沫
飛騨
飛鳥
飛出
飛白
飛込
飛翔
飛行
飛石
“飛退”のふりがなが多い著者
三島霜川
押川春浪
三遊亭円朝
泉鏡花
二葉亭四迷
作者不詳
泉鏡太郎
夢野久作
野村胡堂
柳田国男