“奮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふる74.7%
はず15.2%
はづ4.0%
ふるっ3.0%
ふん2.0%
いき1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう駄目だとつた私は、二つに割れた石板缺片んで拾ひながら、最惡の場合に處する爲めに、勇氣をひ起した。時は來た。
み行く馬の鰭爪に懸けんとしたりしを、馭者は辛うじて手綱を控え、冷汗きたる腹立紛れに、鞭をいて叱咤せり。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
引掻きさうな権幕をするから、吃驚して飛退かうとすると、前足でつかまへた、さないかられて引張つたみであつた。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
小栗等の目的一意軍備のうするがために幕末財政窮迫最中にもかかわらずてこの計画てたるに外ならずといえども、日本人がかかる事には全く不案内なる時に際し
それに、さっきからRがいやにこうしている様子も、おかしいのだ。僕はさも不思議そうにRの顔を見つめていたに相違ない。すると彼は
百面相役者 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
道学先生の世迷言のように思って、鼻でらっていた男だが、不思議な事には、此時此手紙を読んで吃驚すると同時に、今夜こそはとり立っていた気が忽ちえて、父母りに懐かしく
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)