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奮
ふりがな文庫
“奮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふる
75.7%
はず
14.6%
はづ
3.9%
ふるっ
2.9%
ふん
1.9%
いき
1.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふる
(逆引き)
もう駄目だと
悟
(
さと
)
つた私は、二つに割れた
石板
(
せきばん
)
の
缺片
(
かけら
)
を
屈
(
かゞ
)
んで拾ひながら、最惡の場合に處する爲めに、勇氣を
奮
(
ふる
)
ひ起した。時は來た。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
奮(ふる)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はず
(逆引き)
奮
(
はず
)
み行く馬の
危
(
あやう
)
く
鰭爪
(
ひづめ
)
に懸けんとしたりしを、馭者は辛うじて手綱を控え、冷汗
掻
(
か
)
きたる腹立紛れに、鞭を
揮
(
ふる
)
いて
叱咤
(
しった
)
せり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
奮(はず)の例文をもっと
(15作品)
見る
はづ
(逆引き)
引掻
(
ひつか
)
きさうな
権幕
(
けんまく
)
をするから、
吃驚
(
びつくり
)
して
飛退
(
とびの
)
かうとすると、
前足
(
まへあし
)
でつかまへた、
放
(
はな
)
さないから
力
(
ちから
)
を
入
(
い
)
れて
引張
(
ひつぱ
)
り
合
(
あ
)
つた
奮
(
はづ
)
みであつた。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
奮(はづ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
ふるっ
(逆引き)
小栗等の
目的
(
もくてき
)
は
一意
(
いちい
)
軍備の
基
(
もとい
)
を
固
(
かた
)
うするがために幕末
財政
(
ざいせい
)
窮迫
(
きゅうはく
)
の
最中
(
さいちゅう
)
にもかかわらず
奮
(
ふるっ
)
てこの
計画
(
けいかく
)
を
企
(
くわだ
)
てたるに外ならずといえども、日本人がかかる事には全く
不案内
(
ふあんない
)
なる時に際し
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
奮(ふるっ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ふん
(逆引き)
それに、さっきからRがいやにこう
奮
(
ふん
)
している様子も、おかしいのだ。僕はさも不思議そうにRの顔を見つめていたに相違ない。すると彼は
百面相役者
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
奮(ふん)の例文をもっと
(2作品)
見る
いき
(逆引き)
道学先生の
世迷言
(
よまいごと
)
のように思って、鼻で
遇
(
あし
)
らっていた男だが、不思議な事には、此時此手紙を読んで
吃驚
(
びっくり
)
すると同時に、今夜こそはと
奮
(
いき
)
り立っていた気が忽ち
萎
(
な
)
えて、
父母
(
ちちはは
)
が
切
(
しき
)
りに懐かしく
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
奮(いき)の例文をもっと
(1作品)
見る
奮
常用漢字
小6
部首:⼤
16画
“奮”を含む語句
昂奮
興奮
発奮
大奮発
亢奮
奮発
奮闘
發奮
奮迅
奮然
獅子奮迅
奮發
奮起
奮戦
奮鬪
大昂奮
奮励
大興奮
是以人奮励
興奮的
...
“奮”のふりがなが多い著者
橘外男
吉川英治
幸田露伴
アントン・チェーホフ
二葉亭四迷
中島敦
海野十三
江戸川乱歩
島崎藤村
泉鏡花