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奮然
ふりがな文庫
“奮然”の読み方と例文
読み方
割合
ふんぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふんぜん
(逆引き)
其翌五日
(
そのよくいつか
)
、
奮然
(
ふんぜん
)
として
余
(
よ
)
は
唯
(
たゞ
)
一人
(
ひとり
)
で
行
(
ゆ
)
つた。
寒
(
さむい
)
い
風
(
かぜ
)
が
吹
(
ふ
)
き、
空
(
そら
)
の
曇
(
くも
)
つた、
厭
(
いや
)
な
日
(
ひ
)
であつたが、
一人
(
ひとり
)
で一
生懸命
(
しやうけんめい
)
に
掘
(
ほ
)
つたけれど、
何
(
なに
)
も
出
(
で
)
て
來
(
こ
)
ぬ。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
こなたにあって、
天野刑部
(
あまのぎょうぶ
)
の
大薙刀
(
おおなぎなた
)
と渡りあっていた
木隠龍太郎
(
こがくれりゅうたろう
)
は、
奮然
(
ふんぜん
)
と、刑部を一刀の
下
(
もと
)
に
斬
(
き
)
ってすて、梅雪の
跡
(
あと
)
からどこまでも追いかけた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「火の玉」少尉は重傷に屈せず、
奮然
(
ふんぜん
)
と立ち上った。そしてキンチャコフがピストルを握り直そうとしたところを、すかさずとびこんで
足蹴
(
あしげ
)
にした。
空中漂流一週間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
奮然(ふんぜん)の例文をもっと
(12作品)
見る
奮
常用漢字
小6
部首:⼤
16画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
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奮
奮発
奮迅
奮闘
奮發
奮励
奮戦
奮起
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