“奮起”の読み方と例文
読み方割合
ふんき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無理もない、それは確実に、印度民族奮起ふんきの輝かしき序幕を闘いとったことになるのであったから。
その本国のわがくにでは、たいした会もないのはまことにずかしい次第しだいであるから、大いに奮起ふんきして、世界に負けないようなハナショウブ学会を設立すべきである、と私は提唱ていしょうするに躊躇ちゅうちょしない。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
巨盜熊井熊五郎の活躍は、江戸中の手先御用聞を奮起ふんきさせました。この曲者を首尾しゆびよく縛ることが出來れば、八五郎はお秀を手に入れるかも知れず、御用聞としては一世一代の譽れにもなるでせう。