奮起ふんき)” の例文
無理もない、それは確実に、印度民族奮起ふんきの輝かしき序幕を闘いとったことになるのであったから。
その本国のわがくにでは、たいした会もないのはまことにずかしい次第しだいであるから、大いに奮起ふんきして、世界に負けないようなハナショウブ学会を設立すべきである、と私は提唱ていしょうするに躊躇ちゅうちょしない。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
巨盜熊井熊五郎の活躍は、江戸中の手先御用聞を奮起ふんきさせました。この曲者を首尾しゆびよく縛ることが出來れば、八五郎はお秀を手に入れるかも知れず、御用聞としては一世一代の譽れにもなるでせう。
 ノルデ奮起ふんきす。水の不足ふそく