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奮発
ふりがな文庫
“奮発”のいろいろな読み方と例文
旧字:
奮發
読み方
割合
ふんぱつ
90.5%
はず
9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふんぱつ
(逆引き)
「君が来たんで生徒も大いに喜んでいるから、
奮発
(
ふんぱつ
)
してやってくれたまえ」と今度は釣にはまるで
縁故
(
えんこ
)
もない事を云い出した。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
たとえば僕が朝起きて今日は天気もよいし、気分もいいから、一
奮発
(
ふんぱつ
)
して十里先へ遠足する、とこう心の内に十里
塚
(
づか
)
を目的として出発する。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
奮発(ふんぱつ)の例文をもっと
(19作品)
見る
はず
(逆引き)
一方を当てて夜ごとには
彼方
(
かなた
)
と
此方
(
こなた
)
を垣したる、
透間
(
すきま
)
少し有りたる中より、
奮発
(
はず
)
みたる
鞠
(
まり
)
のごとく、
衝
(
つ
)
と
潜
(
くぐ
)
り出でて、戸障子に
打衝
(
うちあた
)
る音
凄
(
すさま
)
じく、
室
(
ま
)
の内に躍り込むよと見えし
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
茶代を
奮発
(
はず
)
んで、頼むと言った。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
奮発(はず)の例文をもっと
(2作品)
見る
“奮発”の意味
《名詞》
奮 発(ふんぱつ)
精神を奮い起こすこと。
思い切ってたくさん金を出すこと。
(出典:Wiktionary)
奮
常用漢字
小6
部首:⼤
16画
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
“奮発”で始まる語句
奮発心
検索の候補
大奮発
一奮発
奮発心
発奮
“奮発”のふりがなが多い著者
下村湖人
徳冨蘆花
ニコライ・ゴーゴリ
岩野泡鳴
新渡戸稲造
内田魯庵
林不忘
泉鏡花
久生十蘭
江戸川乱歩