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足蹴
ふりがな文庫
“足蹴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あしげ
98.4%
キック
1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あしげ
(逆引き)
しかし、重苦しく
足蹴
(
あしげ
)
りに出来ないものは、
却
(
かえ
)
ってしがない職人である彼自身の内にあった。これもやっぱり
一聯
(
いちれん
)
の支配者なのだ。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
覚悟したれば身を
交
(
かわ
)
して、案のごとく
踵
(
かかと
)
をあげたる、彼が
足蹴
(
あしげ
)
をば
外
(
そら
)
してやりたり。蒲団持ちながら座を立ちたれば、
拳
(
こぶし
)
の
楯
(
たて
)
に
差翳
(
さしかざ
)
して。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
足蹴(あしげ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
キック
(逆引き)
オオミヤクの泥沼で思い切っておれを
足蹴
(
キック
)
した瞬間、はじめて日本の幽霊からぬけだすことができたのだとおれは信じている。
南部の鼻曲り
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「おれはこうして立っているから、お前はおれの腰骨でも腹でもどこでもいいからどんどん
足蹴
(
キック
)
しながらすこしずつ藻掻きあがるんだ、いいか」
南部の鼻曲り
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
足蹴(キック)の例文をもっと
(1作品)
見る
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
蹴
常用漢字
中学
部首:⾜
19画
“足”で始まる語句
足
足袋
足許
足下
足音
足掻
足駄
足利
足跡
足痕
“足蹴”のふりがなが多い著者
吉川英治
ヴィクトル・ユゴー
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
石川欣一
ロマン・ロラン
木下杢太郎
徳田秋声
江見水蔭
中里介山
アントン・チェーホフ