“とびす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飛退50.0%
鳶巣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
首領の声につれて、五六人の怪漢は、二三間飛退とびすさり、懐中電灯の明りを金庫に差し向けます。
青い眼鏡 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
ほとん柱状節理ちゅうじょうせつりをなし、層々そうそう相重なって断崖に臨んでおり、山上にも多くの巨岩が、天をして聳立しょうりつしている有様ありさまは、耶馬渓やばけい鳶巣とびす山にも比すべきであろう。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)