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聳立
ふりがな文庫
“聳立”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうりつ
46.2%
そばだ
26.9%
そびえた
15.4%
しやうりつ
3.8%
しようりつ
3.8%
そばた
3.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうりつ
(逆引き)
……大きな建物ばかり、四方に
聳立
(
しょうりつ
)
した中にこの
仄白
(
ほのじろ
)
いのが、四角に
暗夜
(
やみ
)
を
抽
(
ぬ
)
いた、どの窓にも光は見えず、
靄
(
もや
)
の曇りで陰々としている。
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
聳立(しょうりつ)の例文をもっと
(12作品)
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そばだ
(逆引き)
狂画葛飾振の図中には
痩細
(
やせほそ
)
りし
脚
(
あし
)
、肉落ちたる腕、
聳立
(
そばだ
)
ちたる肩を有せる
枯痩
(
こそう
)
の人物と、
形
(
かたち
)
崩
(
くず
)
るるばかり肥満し過ぎたる多血質の人物との解剖を見るべく
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
聳立(そばだ)の例文をもっと
(7作品)
見る
そびえた
(逆引き)
麓の春の豪華を、
末濃
(
おそご
)
の裳にして福慈岳は厳かに、また
莞爾
(
かんじ
)
として
聳立
(
そびえた
)
っている。一たい伯母さんは幾つの性格を持っているのか知らん。
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
聳立(そびえた)の例文をもっと
(4作品)
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しやうりつ
(逆引き)
即ち疾驅してこれを
下
(
くだ
)
る。
半里程
(
はんりてい
)
にして、當面
俄
(
には
)
かに一大奇山の蜃氣樓のごとく
聳立
(
しやうりつ
)
したるを認む。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
聳立(しやうりつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
しようりつ
(逆引き)
軽浮剽逸なる戯作者流を圧倒して、
屹然
(
きつぜん
)
思想界に
聳立
(
しようりつ
)
したる彼の偉功の如きは、文学史家の大に注目すべきところなるべし。
処女の純潔を論ず:(富山洞伏姫の一例の観察)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
聳立(しようりつ)の例文をもっと
(1作品)
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そばた
(逆引き)
船の震動ようやく収まりし時、恐る恐る船底より甲板に這い出でて見れば、こはそもいかにこはいかに、前面に天をおおうがごとく
聳立
(
そばた
)
つは一大氷山なり、余の乗れる船はついに地球の果に達し
南極の怪事
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
聳立(そばた)の例文をもっと
(1作品)
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聳
漢検1級
部首:⽿
17画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“聳”で始まる語句
聳
聳動
聳然
聳目
聳抜
聳発
聳聽
検索の候補
立聳
“聳立”のふりがなが多い著者
押川春浪
牧野富太郎
小島烏水
直木三十五
永井荷風
伊藤左千夫
北村透谷
木暮理太郎
北原白秋
岡本かの子