“聳立:そびえた” の例文
“聳立:そびえた”を含む作品の著者(上位)作品数
岡本かの子2
永井荷風1
泉鏡花1
“聳立:そびえた”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
聳立そびえたった、洋館、高い林、森なぞは、さながら、夕日のべにを巻いた白浪の上のいわの島と云ったかたちだ。
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
変りのないのは狭い往来を圧して聳立そびえたつ長い監獄署の土手と、その下の貧しい場末の町の生活とです。
監獄署の裏 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
麓の春の豪華を、末濃おそごの裳にして福慈岳は厳かに、また莞爾かんじとして聳立そびえたっている。一たい伯母さんは幾つの性格を持っているのか知らん。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
鼈四郎はこう思って来ると夫妻の権威は眼中に無くなって、肩肘かたひじがむくむくと平常通り聳立そびえたって来るのを覚えた。「はははは、まこと料理ですかな」
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)