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屹然
ふりがな文庫
“屹然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きつぜん
84.8%
きっ
6.1%
きっと
6.1%
きつと
3.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きつぜん
(逆引き)
柳の立木の上に、天主堂の尖塔、
屹然
(
きつぜん
)
と雲端を摩せるを見る。日本人五人、麦畑を縫いつつ出で来る。その一人は同文書院の学生なり。
上海游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
屹然(きつぜん)の例文をもっと
(28作品)
見る
きっ
(逆引き)
とウルリーケは
屹然
(
きっ
)
と法水を見据えたが、検事はその一言で、
木偶
(
でく
)
のように硬くなってしまった——なぜなら、彼の云うのがもし真実だとすれば、あれほど厳然たる艇長の死が
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
屹然(きっ)の例文をもっと
(2作品)
見る
きっと
(逆引き)
アルトヴェル氏は倒れている男をじっと覗きこんでいたが、やがて冷静に立ちかえったらしく、
屹然
(
きっと
)
した語調で問いかけた。
犬舎
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
屹然(きっと)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
きつと
(逆引き)
『
審問
(
しんもん
)
を
進
(
すゝ
)
めることが
出來
(
でき
)
ない』と
王樣
(
わうさま
)
は
極
(
きは
)
めて
嚴格
(
げんかく
)
な
聲
(
こゑ
)
で、『
陪審官
(
ばいしんくわん
)
が
殘
(
のこ
)
らずその
位置
(
ゐち
)
に
復
(
ふく
)
するまでは——
殘
(
のこ
)
らず』と
頗
(
すこぶ
)
る
詞
(
ことば
)
を
強
(
つよ
)
めて
繰返
(
くりかへ
)
し、
屹然
(
きつと
)
愛
(
あい
)
ちやんの
方
(
はう
)
を
御覽
(
ごらん
)
になりました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
屹然(きつと)の例文をもっと
(1作品)
見る
屹
漢検1級
部首:⼭
6画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“屹”で始まる語句
屹
屹度
屹立
屹々
屹驚
屹坐
屹水下
屹崛峨々
屹度可相立旨
“屹然”のふりがなが多い著者
矢内原忠雄
小栗虫太郎
モーリス・ルヴェル
吉川英治
正岡子規
中島敦
北村透谷
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
幸田露伴