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きつぜん
ふりがな文庫
“きつぜん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
屹然
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屹然
(逆引き)
かの
駱駝
(
らくだ
)
の毛皮を衣、
蝗
(
いなご
)
と野蜜を食とし、
屹然
(
きつぜん
)
として道徳の権威と罪の悔い改めとを宣べ伝えていた洗礼者ヨハネがその人であったのです。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
軽浮剽逸なる戯作者流を圧倒して、
屹然
(
きつぜん
)
思想界に
聳立
(
しようりつ
)
したる彼の偉功の如きは、文学史家の大に注目すべきところなるべし。
処女の純潔を論ず:(富山洞伏姫の一例の観察)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
小娘は釣をする人の持前の、大いなる、動かすべからざる真面目の態度を以て、
屹然
(
きつぜん
)
として立っている。そして魚を
鉤
(
はり
)
から脱して、地に投げる。
釣
(新字新仮名)
/
ペーター・アルテンベルク
(著)
きつぜん(屹然)の例文をもっと
(28作品)
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