“蝗”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
いなご94.0%
いなむし1.2%
いむなし1.2%
ばった1.2%
イナゴ1.2%
(その他)1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蝗”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.1%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.6%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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そうしてその音の起る度に、矢は無数のいなごのごとく、日の光に羽根を光らせながら、折から空にかかっている霞の中へ飛んで行った。
〔出典〕素戔嗚尊(新字新仮名)/芥川竜之介(著)
その中に葉之助も交じっていた。部屋の外は広い廊下で、左右にズラリと部屋があった。その部屋の中へ信徒達は、いなごのように飛び込んだ。
〔出典〕八ヶ嶽の魔神(新字新仮名)/国枝史郎(著)
おかげで井戸の水がなまぐさい血潮に変ったものもございますし、の稲を一夜いちやの中にいなむしが食ってしまったものもございますが、あの白朱社はくしゅしゃ巫女みこなどは、摩利信乃法師を祈り殺そうとした応報で、一目見るのさえ気味の悪い白癩びゃくらいになってしまったそうでございます。
〔出典〕邪宗門(新字新仮名)/芥川竜之介(著)
作物さくもつおおいに降りて来るいむなしを見るようだ。8780
馬と、兎と、狸とが議席に頑張っているほかに鶏も、牛も、豚も、雀も、猫も、鼠も、ばったも、そこにいることに気がついた。
〔出典〕空中征服(新字新仮名)/賀川豊彦(著)
オツシヤるとほりで御座ります。春は蛙、夏はくちなは、秋はイナゴまろ。此辺はとても、歩けたところでは、御座りませんでした。
〔出典〕死者の書(新字旧仮名)/折口信夫(著)
かれはかれらしく早速みぶるいを一つやって、さて霜どきのバッタのように瘠せたからだを身構えることによって、己れの健康がどれほどもどうもなっていないのを喜ばしげに顔の上にあらわした。
〔出典〕しゃりこうべ(新字新仮名)/室生犀星(著)