“蝗”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いなご94.3%
いなむし1.1%
いむなし1.1%
ばった1.1%
イナゴ1.1%
バッタ1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蝗”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 釣魚 遊猟4.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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ヨハネの黙示録の第九章に示された恐ろしいいなごの災いを欧州大戦における飛行機にうまく当てはめておもしろく書いてある。
ルクレチウスと科学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
張飛の眼にふれたらさいご、その者の命はない。呉の兵は人の跫音あしおとを聞いたいなごのように船じゅうを逃げまわった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
するとほかの盗人たちも、てんでに太刀を鞘におさめて、まるでいなむしか何かのように、四方から平太夫へ躍りかかりました。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
おかげで井戸の水がなまぐさい血潮に変ったものもございますし、の稲を一夜いちやの中にいなむしが食ってしまったものもございますが、あの白朱社はくしゅしゃ巫女みこなどは、摩利信乃法師を祈り殺そうとした応報で、一目見るのさえ気味の悪い白癩びゃくらいになってしまったそうでございます。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
作物さくもつおおいに降りて来るいむなしを見るようだ。8780
馬と、兎と、狸とが議席に頑張っているほかに鶏も、牛も、豚も、雀も、猫も、鼠も、ばったも、そこにいることに気がついた。
空中征服 (新字新仮名) / 賀川豊彦(著)
こうしているうちに何人か議長席に近づいて、議長の頭を殴るものがあった。それは気の早いばったであった。
空中征服 (新字新仮名) / 賀川豊彦(著)
オツシヤるとほりで御座ります。春は蛙、夏はくちなは、秋はイナゴまろ。此辺はとても、歩けたところでは、御座りませんでした。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
かれはかれらしく早速みぶるいを一つやって、さて霜どきのバッタのように瘠せたからだを身構えることによって、己れの健康がどれほどもどうもなっていないのを喜ばしげに顔の上にあらわした。
しゃりこうべ (新字新仮名) / 室生犀星(著)