“鹿垣”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ししがき88.9%
しゝがき11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鹿垣”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
——と、それからすぐだった。裏手の方で木でも裂けるような響きがした。つづいて鹿垣ししがきの鳴子の鈴が風もないのに鳴った。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
——もう二年越しも、きびしい鹿垣ししがきの中に一切の出入りを禁じられている千手院せんじゅいんの森だった。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それ故よう知っておりますが、つい此の河原に二十間四方も堀を掘りまして、ぐるりへ鹿垣しゝがきいましてな、殿のお首はその垣の中に、西向きに据えてござりました。
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
そうして翌八月の一日には、皆々此の世の暇乞いとまごいに文などを書きしたゝめたが、その間に三条河原では、二十間四方の堀を掘り、鹿垣しゝがきめぐらし、三条橋の下に三間の塚を築き、秀次の首を西向きに据え、公達や女房達にそれを拝ませると称して、二日の朝早くからそこへ引き出したのである。
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)