“鹿垣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ししがき88.9%
しゝがき11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あれが八宮部、小谷から横山まで三里のあいだを、鹿垣をもって遮断すれば、敵の出ずる道はもう一方しかありません」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
立ち続く峰々はある里の空を隠して、争い落つる滝の千筋はさながら銀糸を振り乱しぬ。北は見渡す限り目もに、鹿垣きびしく鳴子は遠く連なりて、山田の秋も忙がしげなり。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)
それ故よう知っておりますが、つい此の河原に二十間四方も堀を掘りまして、ぐるりへ鹿垣いましてな、殿のお首はその垣の中に、西向きに据えてござりました。
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
皆々此の世の暇乞いに文などを書きしたゝめたが、その間に三条河原では、二十間四方の堀を掘り、鹿垣らし、三条橋の下に三間の塚を築き、秀次の首を西向きに据え
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)