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鹿垣
ふりがな文庫
“鹿垣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ししがき
90.0%
しゝがき
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ししがき
(逆引き)
「あれが八
相
(
そう
)
山
(
やま
)
、
宮部
(
みやべ
)
ノ
郷
(
さと
)
、小谷から横山まで三里のあいだを、
鹿垣
(
ししがき
)
、
柵
(
さく
)
をもって
遮断
(
しゃだん
)
すれば、敵の出ずる道はもう一方しかありません」
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
立ち続く峰々は
市
(
いち
)
ある里の空を隠して、争い落つる滝の
千筋
(
ちすじ
)
はさながら銀糸を振り乱しぬ。北は見渡す限り目も
藐
(
はる
)
に、
鹿垣
(
ししがき
)
きびしく
鳴子
(
なるこ
)
は遠く連なりて、山田の秋も忙がしげなり。
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
鹿垣(ししがき)の例文をもっと
(9作品)
見る
しゝがき
(逆引き)
それ故よう知っておりますが、つい此の河原に二十間四方も堀を掘りまして、ぐるりへ
鹿垣
(
しゝがき
)
を
結
(
ゆ
)
いましてな、殿のお首はその垣の中に、西向きに据えてござりました。
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
皆々此の世の
暇乞
(
いとまご
)
いに文などを書きしたゝめたが、その間に三条河原では、二十間四方の堀を掘り、
鹿垣
(
しゝがき
)
を
結
(
ゆ
)
い
廻
(
めぐ
)
らし、三条橋の下に三間の塚を築き、秀次の首を西向きに据え
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
鹿垣(しゝがき)の例文をもっと
(1作品)
見る
鹿
常用漢字
小4
部首:⿅
11画
垣
常用漢字
中学
部首:⼟
9画
“鹿垣”と季節(秋)が同じ季語
食物|
唐辛子
蕎麦
椎茸
栗
無花果
行事|
盆
神嘗祭
万聖節
重陽
中元
植物|
桔梗
竜胆
彼岸花
金木犀
萩
時候|
残暑
八月
夜寒
新涼
葉月
天文|
露
星月夜
秋風
野分
稲妻
地理|
盆波
高潮
花野
花園
花畑
動物|
啄木鳥
百舌
鈴虫
眼白
蓑虫
人事|
豊年
相撲
秋簾
菊枕
俵編
“鹿垣”と分類(人事)が同じ季語
春|
落第
花見
春愁
鶯餅
花筵
夏|
雨乞
日焼
扇風機
夜釣
草刈
秋|
秋耕
相撲
鳴子
案山子
砧
冬|
火事
炭
暖房
毛皮
咳
新春|
門松
宝船
独楽
双六
年賀状
“鹿”で始まる語句
鹿
鹿爪
鹿島
鹿毛
鹿角
鹿鳴館
鹿子
鹿沼
鹿島灘
鹿砦
“鹿垣”のふりがなが多い著者
吉川英治
谷崎潤一郎