“藐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みゃく42.9%
おろ14.3%
かろ14.3%
かろん14.3%
はる14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菩提はすなわち、覚証さとりの世界です。で、つまり「阿耨多羅あのくたらみゃく菩提ぼだい」とは、訳していえば「無上正徧知むじょうしょうへんち」または「無上正等覚むじょうしょうとうがく」というべきであります。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
五 望まざるものに戈をとらしむることなく、平和のための事跡わざおろしむることなく
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
神よなんじは砕けたるくいしこころをかろしめたまうまじ。
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
それはそれはと大不敬罪でも犯したようにそしるじゃろうが、孟子の曰く、大人に説くにすなわちこれをかろんじその魏々然たるをるなかれと、予は三十歳ならぬ内に
立ち続く峰々はいちある里の空を隠して、争い落つる滝の千筋ちすじはさながら銀糸を振り乱しぬ。北は見渡す限り目もはるに、鹿垣ししがききびしく鳴子なるこは遠く連なりて、山田の秋も忙がしげなり。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)