“譏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そし67.9%
そしり29.2%
けな1.9%
そ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本のそういった文学だけを挙(あ)げて、中国や西洋の文芸を挙げないで論ずるのはやはり井の中の蛙の譏(そし)りを免れないことになります。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
しからばすなわち今の改革者流が日本の旧習を厭(いと)うて西洋の事物を信ずるは、まったく軽信軽疑の譏(そしり)を免るべきものと言うべからず。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ある時、其未亡人(ごけさん)の噂(うはさ)が出ると、和尚さんは鼻の先で笑つて、「むゝ、彼女(あのをんな)か——彼様(あん)なひねくれた女は仕方が無い」と酷(ひど)く譏(けな)すぢや有ませんか。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「江戸の名人じゃ、と云う程に、何ぞ珍らしい芸でもするのかと思っていたに、都の藤十郎には及び付かぬ腕じゃ」と罵(ののし)った。七三郎を譏(そ)しる者は、ただ素人(しろうと)の見物だけではなかった。
藤十郎の恋 (新字新仮名) / 菊池寛(著)