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けな
ふりがな文庫
“けな”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ケナ
語句
割合
貶
75.9%
蔑
7.4%
健
2.8%
非難
2.8%
譏
1.9%
軽蔑
1.9%
卑
0.9%
嘲笑
0.9%
擯斥
0.9%
羨
0.9%
誹
0.9%
誹謗
0.9%
蹶做
0.9%
難
0.9%
▼ 他 11 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貶
(逆引き)
どう言う
破綻
(
はたん
)
を生じますか? 『色や形は正に美しい。が、
畢竟
(
ひっきょう
)
それだけだ』——これでは少しも桜の花を
貶
(
けな
)
したことにはなりません。
侏儒の言葉
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
けな(貶)の例文をもっと
(50作品+)
見る
蔑
(逆引き)
折に触れて洋楽に対する私の興味を語ると、「洋楽はトッピキピのピだ」と一言に
蔑
(
けな
)
しつけた。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
けな(蔑)の例文をもっと
(8作品)
見る
健
(逆引き)
そして、彼はさらに黒手帳によって、あの物静かな
健
(
けな
)
げな奥さんが受取人となっでいる二万円の生命保険金は、一人息子の直一を立派に教育していく財産になるのであろうことを知った。
暴風雨に終わった一日
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
けな(健)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
非難
(逆引き)
或は佳作以上で、傑作かも知れん。私は不断紛々たる世間の批評以外に超然としている
面色
(
かおつき
)
をしていて、実は
非難
(
けな
)
されると、非常に腹が立って、少しでも
褒
(
ほ
)
められると、非常に嬉しかったのだ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
けな(非難)の例文をもっと
(3作品)
見る
譏
(逆引き)
『むむ、あの女か——あんな女は仕方が無い』なんて
酷
(
ひど
)
く
譏
(
けな
)
すじゃ有りませんか。どうでしょう、三吉さん、最早旦那が関係していたんですよ。女は旦那の種を宿しました。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
けな(譏)の例文をもっと
(2作品)
見る
軽蔑
(逆引き)
小説に関する御議論も中々あるらしいやうだ。荒尾君の作などは
毎
(
いつ
)
でも
骨灰
(
こつぱい
)
に
軽蔑
(
けな
)
される、お邸の書斎には
沙翁
(
シエークスピーア
)
を初めヂツケンスやサツカレイの全集が飾つてあるさうな。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
けな(軽蔑)の例文をもっと
(2作品)
見る
卑
(逆引き)
私は表へ飛出して、夢中で雪道をすたすたと歩いて、何の買物をしたかも分らない位。風呂敷包を
抱〆
(
だきしめ
)
て、口惜しいと腹立しいとで震えました。主人を
卑
(
けな
)
すという心は一時に
湧
(
わき
)
上る。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
けな(卑)の例文をもっと
(1作品)
見る
嘲笑
(逆引き)
私
(
わたくし
)
は
大笑
(
おほわら
)
ひに
笑
(
わら
)
つてやらうと
考
(
かんが
)
へたが、
待
(
ま
)
てよ、たとへ
迷信
(
めいしん
)
でも、
其
(
その
)
主人
(
しゆじん
)
の
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
を
慮
(
おも
)
ふこと
斯
(
か
)
くまで
深
(
ふか
)
く、かくも
眞面目
(
まじめ
)
で
居
(
を
)
る
者
(
もの
)
を、
無下
(
むげ
)
に
嘲笑
(
けな
)
すでもあるまいと
氣付
(
きづ
)
いたので
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
けな(嘲笑)の例文をもっと
(1作品)
見る
擯斥
(逆引き)
偉い人は之を動物的の愛だとか言って
擯斥
(
けな
)
されるけれど、平凡な私の身に取っては是程有難い事はない。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
けな(擯斥)の例文をもっと
(1作品)
見る
羨
(逆引き)
「おゝ、
羨
(
けな
)
るいなあ……あの親爺様は私より先に死んだかいなあ……」とお桐は突然泣き出した。
厄年
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
けな(羨)の例文をもっと
(1作品)
見る
誹
(逆引き)
まあ、十人が十色のことを言つて、
誹
(
けな
)
したり
謗
(
くさ
)
したりする、
稀
(
たま
)
に蓮太郎の精神を
褒
(
ほ
)
めるものが有つても、寧ろ其を肺病の
故
(
せゐ
)
にして
了
(
しま
)
つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
けな(誹)の例文をもっと
(1作品)
見る
誹謗
(逆引き)
新吉に頭から
誹謗
(
けな
)
されると、お作の心はドマドマして、何が何だかさっぱり解らなくなって来る。ただ威張って見せるのであろうとも思われる。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
けな(誹謗)の例文をもっと
(1作品)
見る
蹶做
(逆引き)
息子の高輪田長三へ相談しましたけれど長三は一口に伝説を
蹶做
(
けな
)
して了いました、其だから彼は此の塔を売る気にも成ったのでしょう
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
けな(蹶做)の例文をもっと
(1作品)
見る
難
(逆引き)
京都大学の
新村
(
しんむら
)
教授は日本画家の
作物
(
さくぶつ
)
を
難
(
けな
)
して、
画家
(
ゑかき
)
はどうしても本を読まなければ駄目だと言つたさうだ。
画家
(
ゑかき
)
に本を読めといふのは大学教授に
髯
(
ひげ
)
を
剃
(
そ
)
れといふのと同じやうに良い事には相違ない。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
けな(難)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
そしり
おと
さげす
そし
くさ
いやし
さも
さげすみ
いや
ソツ