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無下
ふりがな文庫
“無下”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むげ
98.9%
なげ
1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むげ
(逆引き)
兄の注意を
無下
(
むげ
)
にしりぞける訳にも行かないので、その言うがままに五人の家来に送られて、小坂部は采女と一緒に師冬の館を出た。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
火を求むる幼な児の要求を、
無下
(
むげ
)
に荒々しく
斥
(
しりぞ
)
けた女は、いきなり頭上の鉄輪を
外
(
はず
)
し、あわてて蝋燭の火をかき消してしまいました。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
無下(むげ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
なげ
(逆引き)
食
(
は
)
む者が、主を殺させて安閑と生きながらえることができると思われるか、元親公は
無下
(
なげ
)
に愚かな人じゃ、飴で小供を釣るような申されようじゃ
八人みさきの話
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
無下(なげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“無下”の意味
《名詞・形容動詞》
無 下 (むげ)
冷淡なさま。すげないさま。そっけないさま。
むやみなさま。やたらなさま。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“無”で始まる語句
無
無暗
無頓着
無理
無垢
無花果
無事
無聊
無造作
無慙
検索の候補
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天下無比
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“無下”のふりがなが多い著者
中里介山
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高浜虚子