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破綻
ふりがな文庫
“破綻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はたん
95.8%
ほころび
2.1%
ひゞだけ
0.7%
ぼろ
0.7%
みだれ
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はたん
(逆引き)
十年前、私は
或
(
あ
)
る出来事のために私の神経の一部分の
破綻
(
はたん
)
を招いたことがありました。私の神経がそのために随分
傷
(
いた
)
んでしまいました。
病房にたわむ花
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
破綻(はたん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ほころび
(逆引き)
諺
(
ことわざ
)
にも言うとおり、旧い衣の
繕
(
つくろ
)
いに新しい布を縫いつけるとかえって
破綻
(
ほころび
)
は大となり、新しい酒を古い
革嚢
(
かわぶくろ
)
に入れるとかえって嚢が破れる。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
破綻(ほころび)の例文をもっと
(3作品)
見る
ひゞだけ
(逆引き)
箒
(
ほうき
)
じりで
破綻
(
ひゞだけ
)
のいるほど
打
(
ぶ
)
たれても恐れる人間じゃアねえが、お
前
(
めえ
)
さんの拳骨で親に代って
打
(
う
)
つと云う真実な意見の
中
(
うち
)
に、
手前
(
てめえ
)
は虫よりも悪い奴だ
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
破綻(ひゞだけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ぼろ
(逆引き)
お延は夫より自分の方が
急
(
せ
)
き込んでいる事に気がついた。この調子で
乗
(
の
)
しかかって行ったところで、夫はもう
圧
(
お
)
し
潰
(
つぶ
)
されないという
見切
(
みきり
)
をつけた時、彼女は自分の
破綻
(
ぼろ
)
を出す前に身を
翻
(
ひる
)
がえした。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
破綻(ぼろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みだれ
(逆引き)
が、何せよ、五体ままならぬ重蔵、ともすると、鉄壁の構えに一毛の
破綻
(
みだれ
)
を生じて、無念や、一ヵ所二ヵ所と、虚無僧
衣
(
ごろも
)
を染めてゆく、掠り傷の
血痕
(
けっこん
)
が増して見えた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
破綻(みだれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“破綻”の意味
《名詞》
物事が駄目になること。行き詰まること。
不具合。欠陥。
(古)衣服の破れやほころび。
(出典:Wiktionary)
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
綻
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“破”で始まる語句
破
破片
破目
破風
破壊
破落戸
破廉恥
破屋
破鐘
破天荒
検索の候補
大破綻
“破綻”のふりがなが多い著者
吉川英治
ロマン・ロラン
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