“破鐘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
われがね88.5%
やれがね7.7%
やぶれがね3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この時、またも闇の中に、ポツリと一点燐光のような青褪あおざめた円光が浮かんだが、図太い男の破鐘われがね声がすぐとそこから聞こえて来た。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
破鐘やれがね シャルル・ボドレエル
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
『文治、お前失礼ではないかい。何とか御挨拶を申上げな』とそこでやつと上の方で水底の破鐘やぶれがねのやうな声がしました。
怪物と飯を食ふ話 (新字旧仮名) / 岡本一平(著)