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非難
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けな
ふりがな文庫
“
非難
(
けな
)” の例文
と、半分は三土氏を冷かすやうに、半分はつひぞそんな本を読んだ事の無い自分を
非難
(
けな
)
すやうに言つた。そして又のつそりと出て往つた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
或は佳作以上で、傑作かも知れん。私は不断紛々たる世間の批評以外に超然としている
面色
(
かおつき
)
をしていて、実は
非難
(
けな
)
されると、非常に腹が立って、少しでも
褒
(
ほ
)
められると、非常に嬉しかったのだ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
狩野氏はその日は
途々
(
みち/\
)
頭の中で倫理学者を
非難
(
けな
)
し続けてゐた。孟子は
昨日
(
きのふ
)
のいさかひも忘れたやうに、その日は横つちよから、ちよい/\気の利いた助言を言つてくれた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“非難”の解説
非難(ひなん、英:Blame)とは、人の欠点や過失・誤った言動などを取り上げて責めること。類語とし、糾弾などがある。
(出典:Wikipedia)
非
常用漢字
小5
部首:⾮
8画
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
“非”で始まる語句
非
非道
非常
非業
非人
非凡
非番
非常時
非情
非度