“非番”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひばん87.5%
オフ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西町奉行にしまちぶぎやう荒尾但馬守あらをたじまのかみが、江戸表えどおもてから着任ちやくにんするといふので、三十與力よりきは、非番ひばん同心どうしんれて、先例せんれいとほ守口もりぐちまで出迎でむかへた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
去程さるほどふだつじの自身番より月番の町奉行中山出雲守殿へ右の次第をうつたへに及びければ檢使の役人兩人非番ひばんの町奉行より一人出張しゆつちやうに相成立合の上死骸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
アメリカ自然科学博物館の名鳥獣採集者コレクターとして、非番オフでも週金五百ドルはもらう至宝的存在だ。
「太平洋漏水孔」漂流記 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)