“非常時”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひじょうじ66.7%
ひじようじ16.7%
キチガイ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれは、こないだ、きたほう旅行りょこうをしてきたが、いなかのは、みんな非常時ひじょうじなのでよくはたらいているぞ。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
非常時ひじようじ消防施設しようぼうしせつについてはべつ其局そのきよくあたひとがあるであらう。たゞわれ/\は現状げんじようおい最善さいぜんつく工夫くふうをしなければならぬ。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
わたしは少々薄ぼんやりの児であつたらしいのだが、どうやら常態の時よりも「非常時キチガイ」である間の彼の方が遊び相手には至極おもしろかつたような記憶が、いろいろとよみがへつて来るのだ。
気狂ひ師匠 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)