非常時ひじようじ)” の例文
非常時ひじようじ消防施設しようぼうしせつについてはべつ其局そのきよくあたひとがあるであらう。たゞわれ/\は現状げんじようおい最善さいぜんつく工夫くふうをしなければならぬ。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
しか村民そんみんあひだにはかういふ非常時ひじようじたいする訓練くんれんがよく行屆ゆきとゞいてゐたとえ、老幼男女ろうようだんじよ第一だいいち火災防止かさいぼうしつとめ、ときうつさず人命救助じんめいきゆうじよ從事じゆうじしたのであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
今日こんにち都市としける消防施設しようぼうしせつ水道すいどう首位しゆいいてあつて、普通ふつう火災かさいたいしてはそれで差支さしつかへないのであるが、大地震だいぢしんのような非常時ひじようじおいては、たちま支障ししようきたすこと、其例そのれいあまりにおほい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)